2019-03-30社長ブログ

たった1つの事を習慣化したら会社が劇的に変わった話

P1122089

こんにちは!

社長ブログ: https://note.mu/shirahurey をコーポレートブログに移管することにしました。 その初めての投稿です!

最近、一つ大きく変わった出来事があります。

Image from iOS (19)

この写真だけでは分からないかもしれないですが、 私(弊社)にとって6か月前と大きく違った変化です。

弊社にはエンジェル投資家と、VCや事業会社の株主がいます。 その中の1人の株主と、とある日1つだけ約束をしました。

いつもその株主は、アポイントの日は必ず「ストレスたまってますか?たまってますよね?大変ですよね?今日はどんな愚痴でも何でも聞きますよ」という器の大きいアイスブレークで話を始めてくれます。笑

その日、私が相談した内容は、漠然とですが「会社の広がりを感じない」という事でした。 ヒュープロが少しずつ成長し、形になっていったころでしたが、やたら周囲に「頑張ってる山本さんから経営者としての山本さんに脱皮するときだね」と言われ、経営者とは何か良く分からず闇雲走っていた時期でした。 ただ1つ、すべての物事が何となく、私の視界の範囲内でしか成長していないように感じていました。

何とも言葉にするのが難しい感覚ですが、何となく、次に起こりうるすべての事が手に取るように分かる、気持ち悪さがありました。 なぜならそれは、会社で起きて進んでいる物事が、忙殺されていた視野の狭い私の頭の中のアウトプットでしかなかったからです。 それに対して、言葉に表せられないですが、大きな危機感を感じていました。

そんな気持ち悪さが悩みで、うまく言葉に表せられず、 「今の悩みは何ですか?」という株主の問いに「会社が成長していないことです」と言ったのを覚えています。 会社が成長していない、という言葉は一番言っちゃいけないはずが、ぽろっと口から出てしまっていました。

そんな時陽気に言われ、約束した、たった一つの事がありました。 社内で 「どうやって?」 しか言わない、ということです。 そこから、まずは20日営業日だけ、やってみようと約束しました。 (20日やれば、習慣化される、という意図があったからです)

それから、今まで何でもこれやってと言っていたのを我慢する、ということがすぐにはできませんでした。それでも、意識をして、少しずつ「どうやったらいいと思う?」とばかり聞いてみることにしました。 例えば...

営業の定例で、数字が〇〇%足りない時、今までであれば「明日これこれやって」と指示を出していました。 それを「どうやったら〇〇達成できるの?」さらに遠い話も混ぜて「どうやったら来年この数字出せるのかな?」と聞くスタイルに変わりました。

また突然メンバーのデスクに行って「ねえ、どうやったらこれできる?」と聞いてみたり、ふとした時にいきなり「どうやったら世の中の採用はもっと速くなるの?」と言い出したり、どうやったらどうやったら、どうやったら、 どうやったら...と、求めるビジョンやゴールや成果に対して「やるべきこと」を言わず、「どうやったらいいか」をただただ聞きまくりました。

ゴールの旗を立て、なぜそれをやりたいのか、だけを話し、 どうやったらそれができるのか、メンバーにとにかく聞く。 これを20日間やってみたら...

1. 「社長(以下、私)」の知らないMTGが増えてた (メンバー間でプロダクトやマーケティング、営業手法や料金プランについてディスカッションして、メンバー個人個人が考えを持って、アクションに移していた)

  1. 毎日会社にある5つのホワイトボードが基本埋まる 今までは、全て「これやってほしい」と明確な指示出しをして、そのうえでの仕事が多かったかもしれません。 なのでクリエイティビティも生まれず、違った視点で顧客や実績、数字を眺める事が無かったです。 それが「私」じゃなく「皆」にどうやるか問いかけたところ、(恐らく)全員が、こうやるか、ああやるか、と考え、アイデアを膨らまし、整理する頻度が増え、ホワイトボードの更新が絶えませんでした。

  2. 聞く前に提案されるようになった 気づいたら「どうしたらいい?」と聞くこと前に、提案されるようになっていました。 「ちょっといいですか?」と声を掛けられ、提案のMTGに招待される側になっていました。 これを達成するために~、こうするために~、が次々と出てきます。

最初は「どうやったらいい?」と聞くと、えっと...と間があいていたのが、段々間がなく回答が出るようになって、それが更には聞かなくても「これがやりたい」と言えばアクションを出してくれるようになりました。

20日やってみた後冷静に考えてみたんですが、 メンバーは凄く優秀な人たちです。そもそも高い志と、勇気をもって飛び込んでくれた人たちで、 それなりの思いや考えがあって毎日こんなに頑張ってる。だから、私より「考えられない」はずがないんです。 ただ私が考えを遮断してしまっていただけなんだ、って。 更に私一人の考えより、優秀なメンバーの意見が融合した方が絶対に良い物が出来上がる。 そんな当たり前なことに気付いていませんでした。

そうやってヒュープロは

*プロダクトが超かっこよくなった *月1~でリリースが出るようになった *打つ施策が増えた *ユーザー数が増えた *あらゆる数字が可視化されるようになった *フルタイムインターン生が3名入ってくれて、さらには超即戦力になってた

と劇的な変化をしました。 全てはメンバーが自ら考え、色々なゴールをの達成するために様々な方法を考え出してくれてるからです。

そんな「考える」ことが日常なヒュープロに興味ある方は是非 https://hupro.jp/recruit 遊びにきてください(*'▽')

IMG_7686.jpg
この記事を書いた人
山本 玲奈
株式会社ヒュープロの代表をしています。
search

Work with us!

私たちと一緒に働きませんか?

株式会社ヒュープロは、一緒に会社を作っていくメンバーを随時募集しております。
新卒採用/中途採用のご応募をお待ちしております。募集ポジションについては採用情報ページをご覧ください。

採用情報ページへ